経営者向け
2020/11/06 (金)
乾 恵

新卒者の入社の決め手が ”採用担当者の魅力”の場合は離職率が高い

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「採用担当者の方がステキだったので、入社を決めました!」

 

入社の1番の決め手を聞いたとき、
内定者の学生からよく聞く言葉です。

 

人事担当者の方からすれば
これほど嬉しい言葉はないと思います。

 

しかし、、
入社を決めた1番の決め手が
「採用担当者の魅力」と答えた学生は
離職率が高いことがデータとして出ています。

 

考えてみれば当たり前のことですが、
入社後、採用担当者と一緒に働くことは
ほとんどの場合できません。

 

そこから
入社後のギャップが生まれ、
離職につながります。

 

では、
何に魅力を感じた学生が
長く働き、活躍してくれる人財
になるのでしょうか?

 

それは
「ビジョン・価値観」に
魅力を感じた学生です。

「ビジョン・価値観」に
魅力を感じた学生は

離職率が低いだけでなく、
内定承諾率も高い傾向にあります。

 

一番最初に魅力が上昇するのは
「採用担当者の魅力」と言われています。
そのため、入り口として、
「採用担当者の魅力」というのは
非常に重要です。

 

しかし、多くの会社は
「採用担当者の魅力」だけに
留まってしまい、

その先の「社長・役員の魅力」、
「会社の雰囲気」、「ビジョンの魅力」
まで達していないのが現状です。

 

目指すべきところは
「採用担当者の魅力」という
個人の魅力に依存するのではなく、

 

「採用担当者から伝わってくる
会社のビジョンや価値観の魅力」という

誰と話しても会社の魅力が
伝わる採用活動です。

 

個人依存の魅力ではなく、
会社全体の魅力へ。

 

採用担当者が、そして社員全員が
ビジョン・価値観を伝えられることが
内定承諾率を上げ、離職率を下げることにつながります。

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