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新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、
採用においても、オンライン化が必須になりました。
2021年7月の記事でもご紹介しましたが、
インディードで仕事探し時に「オンライン面接」に
関連したワードで仕事を検索する人の割合は、
2019年の13倍増加という結果が出ています。
このような変化からも、
これまでの採用活動の勝ちパターンが
現在では通用しなくなってきています。
では、これまでの対面型の採用と
オンラインでの採用では
どのような違いがあるのでしょうか?
まず採用活動が対面からオンラインになることで、
「非言語手がかり」が少なくなる点が挙げられます。
同じ場所で相対していると、身振り手振りや表情・視線など、
言葉以外にも様々な情報を伝えることができます。
ところがオンラインではそれが難しくなります。
オンラインでは、技術や機器の問題が生じることがあります。
対面では相手の姿が見え、声もはっきりと聞こえるため、
「今、何と言いましたか?」と聞き返す必要はあまりありません。
しかしオンラインでは、参加者がそれぞれの環境でアクセスするため、
声が途切れてよく聞こえない、映像の画質が悪い、
インターネットの接続が切れるなど様々なトラブルが発生します。
オンライン面接においても同様に、機器や環境の問題で
円滑なコミュニケーションが取りにくくなる可能性があります。
対面では理解度は低いものの、伝わった感を得ることができます。
逆にオンラインでは、理解度は高く、
伝わった感は得られにくいと言われています。
対面のように非言語の手がかりが多い状況では、
自分も相手も「伝わった感」が得られます。
なぜなら、実際に理解できたかどうかは置いておいて、
「相手からの情報を理解できたか感覚」があるからです。
一方のオンラインでは、お互いに
「必要な情報が得られていないのでは」と
感じやすくなる傾向があります。
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