コックピット経営は中小企業経営者なら知っておきたい経営手法のひとつです。
情報が溢れる時代の中で、迅速に情報を取捨選択し行動していくためには
コックピット経営が欠かせません。
今回は、コックピットシステムの意味やなぜ導入する必要があるのかを紹介します。
Contents
コックピット経営とは、経営状況や情報をまとめて把握し、
迅速な意思決定をする経営手法のことです。
パイロットが飛行機を操縦する時、
多くの情報を把握して迅速で的確な判断が求められます。
コックピットでは、さまざまな情報がまとまっており
パイロットの状況判断をサポートしています。
これと同じように経営でも迅速な判断が求められます。
例えば、サービス業をしている場合、1日にどれほどの集客があったのか、
どのサービスに反響があったのかなど知りたい情報は多くあります。
ただ、情報を自分でまとめるには時間がかかっていします。
そこで、利用したいのがコックピット経営システムです。
こうしたシステムでは、ホーム画面にすべての情報を表示してくれる上に、
場合によっては必要な情報を選別できます。
コックピット経営はすべての情報を見える化し、
迅速な判断を促してくれることで、
経営の心強い味方になってくれます。
ここでは、コックピット経営システムを導入すべき理由を紹介します。
3つの理由からなぜコックピット経営システムが必要なのか
確認していきましょう。
経営の問題点は情報の見える化によって明らかになります。
早期に問題点を発見すれば、問題が大きくなる前に
解決することができます。
また、問題点の発見により新たな気づきや課題が
浮き彫りになることもあります。
経営者として会社のすべての動きを把握することは何よりも重要です。
常に会社の心音を聞いて問題点を解決していきましょう。
コックピット経営によって見える化される情報は、
何も問題点だけではありません。
情報の中には、普段では気付かない次なる施策へのヒントが
隠されていることがあります。
個々の情報だけでは見えない動きが、複数の情報から
浮かびあがってくるということも珍しくありません。
常に情報が見える化されることによって、
何か普段とは違う動きを発見した時は、
徹底的に調べ上げたうえで次の施策に生かしましょう。
些細な変化に気付くことは経営にとって重要なことです。
コックピット経営システムを社内で導入すれば、
経営者だけではなくその他の社員も会社の現状を把握できます。
特定の視点からでは見えないことも、
複数の視点から見ることで何かの発見があるかもしれません。
そもそも、会社は1人だけで動かすものでありません。
あらゆる人たちがそれぞれの役割を担い目的を達成します。
全員で目的に向かっていくためにも、コックピット経営システムで
社員一丸となって意識を高めてください。
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