キャリア採用
2021/12/25 (土)
乾 恵

2020年に転職した人の約6割が、コロナ収束後にまた転職することを希望している

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株式会社マイナビによると、2020年に転職した人に対し
「コロナ収束後に再転職をしたいか」と質問したところ、
「また転職したい」と回答した人は全体の58.6%であることが
わかりました。

「また転職したい」と回答した人の割合が最も高かったのは、
現在「サービス職」に従事している人で、
その割合は66.7%でした。

この結果から、
コロナ収束後は雇用の流動性がさらに加速することが予想されます。
そのため、採用活動を考えている企業は、今のうちから求人活動の準備を進めるとともに、
優秀な人材にいかに自社に残ってもらうかを考えなければなりません。

Contents

コロナ収束後の採用活動において取組むべきこと

2020年6月から2021年7月の間に転職活動をして、実際に転職した人は1.9%、
前年調査の2.7%から0.8pt減少しています。

正社員の転職活動は新型コロナウイルス感染症の拡大前と
同程度に活発化しています。
しかしコロナ禍では経験者の求人が増加しており、
実際に転職できた人は減少していることが同調査でわかりました。

また、「コロナ収束後にまた転職したい」と回答した人が
希望する転職の仕方について調べたところ、
「現職とは異なる業種、職種で再転職したい」と
65.0%が回答していました。

この結果から、未経験者でも良いから若い人材を採用したい企業は、
しっかりと採用活動の準備を進めることで、
コロナ収束後に採用できるチャンスが広がります。
そのため、まず未経験の方はどのようなことを求めていて、
どのような企業に魅力を感じるかしっかり考えなければなりません。

自社にその魅力や求めることがあるのであれば、
求人内容に反映させなければいけませんし、
なければ自社の魅力を作っていかなければなりません。
ぜひその視点から考えてみてください。

未経験者求人作成において注意すること

1.仕事内容のイメージができるかどうか

未経験者は、仕事内容に興味があっても
「自分にできるのか」ということに関して
とても不安に感じています。
仕事経験がなく、具体的なイメージがわきづらいためです。

しっかりと未経験者でもイメージができるように、
1日の仕事の流れやできる限り具体的な数字を記載しましょう。

2.研修制度やサポート体制が充実しているか

求職者のタイプにもよりますが、
入社していきなり仕事を任されるとなると不安に感じます。
OJTを行うにしてもしっかりとサポート体制が充実しているか、
属人的な教育ではなく、会社としてルールが明確かどうか、
1on1など相談しやすい制度が整っているかどうかなど
社内での教育制度や研修制度を1度見直してみてください。

充実した教育制度があるのであれば、しっかりと求人内容に
反映されることをお勧めします。

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