年末から年明けにかけて「2022年はどんな年にしようか」と考える方も
多くいらっしゃったのではないでしょうか。
経営において、「イマ」を考えることはもちろん大事です。
しかし経営者であるなら「ミライ」を見据えて
物事を考えなければなりません。
なぜならば、それが会社における経営者の役割だからです。
私達は、全ての事業は社会の課題解決をするものだと考えています。
例えば、水や電気が止まると非常に多くの人が困ってしまいます。
それと同じように、自分たちの事業をやめてしまうと、
困る人が出てくるはずです。
(逆に困る人がいないという事業はやめたほうが良いと思います)
コロナ禍で外出の機会が減ったことで、しっかりと周りを見ることができ
自分たちがやらなければならないことに集中できたという方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
お客様もそうですし、自社の従業員もそうだと思います。
経営者として、どの時間軸で物事を見ていますか。
「イマ」目の前のことが忙しいということもあるかと思います。
経営者が現場で作業をし、判断した方がよい時もありますが、
「ミライ」を考える時間が取れなくなってしまうと本末転倒です。
経営者が未来を見なければ誰が見るのでしょうか。
創業時は致し方無いことあります。
「ミライ」よりも「イマ」が重要、というタイミングも
あるかと思います。
しかし、それがずっと続いていないでしょうか。
そのため、いつ経営者として「ミライ」を見た行動をするのか。
それが本当に大切になってきます。
これだけ外部環境が短期間で急激に変化する世の中で、
成功し続けることはできるでしょうか。
外部環境は今回の新型コロナウイルスの感染拡大のようなことや、
災害、金融危機、戦争などいろいろなもので大きく変わってきます。
どんなときにでも対応できるように常に準備しておかなければ、
事業を継続し続けることは非常に難しいと思います。
以前、ある経営者が
「事業が失敗したらお客様や従業員に迷惑をかけるので、切腹する」
と言っていました。
その言葉を経営者としての覚悟と捉えることもできますが、
「死んで詫びて終わり」と捉えることもできます。
個人的には、そのような事態になってしまった場合、
「死んで詫びる」のでは無く、迷惑をかけた以上に恩返しができるように
新たに考え行動することが必要だと思っています。
「ミライ」にどんなことが起ころうとも事業を継続させ、
周りの方々の役に立つ、社会課題を解決するための事業にするためには
どのような行動を取ればよいでしょうか。
そういったことに目を向け、時間をかけ
事業を行っていかなければなりません。
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