今回は新卒採用活動において、
内定を出した学生の内定辞退を防ぐためのポイントを
お伝えします。
Contents
せっかく内定まで出したのに
内定式の直前に辞退されてしまったことの
ある企業様も多いのではないでしょうか?
内定辞退の主な原因としては、以下の3つがあります。
ここからは、内定辞退の原因ごとにその詳細と対策をご紹介します。
内定承諾後の学生の心理として、
「本当にこの会社で良かったのだろうか」
「この会社でやっていけるのか」
という思考に陥ります。
そして、多くの学生は企業のクチコミを参考に
企業の良し悪しを決めています。
現在、就職活動においても数多くのクチコミサイトがあり、
中には真実ではないことを書かれている場合もあります。
その内容を見て不安になり、内定を辞退してしまうのです。
このような辞退を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは学生が人事担当者、そして一緒に働く社員と
定期的に話せる場を作ることです。
そしてその中で、できる限り自社のことを偽らず話しましょう。
デメリットになりそうなことも企業側から打ち明けることで、
学生側は「この会社は良いこと以外もしっかり話してくれる会社」と
思ってもらうことができます。
そして学生が抱える不安や悩みを打ち明けやすい環境をつくることができます。
うまくいけば「実はクチコミサイトでこんな書き込みを見たんですけど・・・」
という話が学生から自然と出てくるようになり、
企業の側もしっかりと真実を伝えることができます。
今回は内定承諾後に絞ってお話していますが、お互いのギャップをなくすために、
選考中から自社のメリット・デメリットを伝えることでミスマッチを減らし、
内定辞退を防ぐことができます。
学生1人あたりの平均内定社数は約2社、
そして2割の学生が4社以上から内定をもらっています。
そのため、複数社の中から自社を選んでもらわなければ、
内定辞退という結果に終わります。
自社を選んでもらうためには、
いかに自社に魅力を感じてもらうかが重要です。
魅力を感じてもらうために定期的にフォローをすることは
最低限必要ですが、
いかに学生が自社のことを考える時間を増やすかを
考えなければなりません。
そのためには、
などの活動を行うことをお勧めしています。
内定者インターンがベストではありますが、
まだ完全に入社の意思が固まっていない段階で
内定者インターンをやってもらうことはリスクが伴います。
課題や交流会という形で自社の仕事や社風を理解し、
イメージしてもらうことで自社を選んでもらうことが可能です。
単純接触回数を増やし、学生が自社のことを考えてもらう時間を
可能な限り増やしましょう。
学生の入社意欲はとても強いけど、親御さんに反対され、
辞退するケースは少なくありません。
親御さんの心理としては「よく知らない会社に入社してほしくない」
という心理が働きます。
学生は社会経験が少なく、
今まで育っててもらった恩もあるので
親御さんの意見をなかなか無下にはできません。
結果、その意見に従って辞退をしてしまうのです。
こういったケースの解決策としては、
学生の親御さんに自社のことを知ってもらい、
安心してもらう他ありません。
弊社としては、
などをお勧めしております。
重要なことは親御さんに自社を知ってもらい、
安心してもらうこと。
そのために、学生だけでなく親御さんを巻き込んだフォロー活動を
意識して行ってみてください。
以上、内定辞退を防ぐために重要なことについて
紹介しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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