経営者向け
2022/07/25 (月)
乾 恵

求職者の6割が見落とされている?

Pocket
LINEで送る

政府の水際対策が6月より大幅緩和されたことを受け、
観光地では人手不足が叫ばれるようになりました。

総務省の労働力調査によると、
求人数は徐々に回復傾向にあり、
本格的に人材獲得時代に突入しそうです。

一方で、転職者数はコロナ禍で
大きく減少しました。

この事実だけ見ると、
中途採用はかなり厳しい状況にあるようですが
もう1つ面白いデータがあります。

それは転職希望者が増加傾向にあるということです。

これは転職を望む人は増えているけど、
実際に転職をした人は減っているということです。

原因はいくつかあると思いますが、
ひとつは企業側が求職者に適切に情報を届けられず、
魅力づけできていないことが考えられます。

前提として、求職者は大きく2つに分けられます。
・転職顕在層
・転職潜在層

転職顕在層とは、転職先を積極的に探している人たちのことを指します。
この層は転職サイトに登録し、自ら企業に応募をしたり、
選考を受けることがほとんどです。

一方の転職潜在層は、転職の意欲はあるものの、
実際には転職活動を行っていない人たちのことを指します。
そして、この転職潜在層の割合は、
求職者全体の約6割を占めると言われています。

多くの企業は転職顕在層に向けての活動がほとんどですが、
今後は転職潜在層に向けた活動が重要になっていきます。

どのような行動が重要かは次の機会に解説させていただきます。

Pocket
LINEで送る

この記事を書いた人
お電話でのお問い合わせ
TEL.082-493-8601
〔 受付時間 〕 8:30~17:30 定休日:土日祝
メールでのお問い合わせ
PAGE TOP

シナジーメルマガ
『ぐっとレター』申込み

経営や採用のお役立ち情報をお届けします。

シナジーメルマガ『ぐっとレター』に登録