経営者向け
2024/02/15 (木)
小濱亮介

目を向けたくないことかもしれないが、向き合わなければならないこと。

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2024年1月から新NISAがスタートしましたね。
昨年から非常に注目を浴びており、証券会社も力を入れています。
新しいファンドもたくさんできて、盛り上がっています。

簡単にお伝えすると
昨年のつみたてNISAは、非課税枠が年間40万までで保有期間が20年間でした。
それが新NISAでは、投資枠が拡大され、非課税の保有期間が無期限化されました。

投資自体にはもちろん賛否両論ありますが、老後2000万問題のこともあるので、
自分自身でお金を残しておいてねという国からのメッセージなのかもしれません。

経営者としてもちろん自分自身の資産形成も大事ではありますが、
社員のお金の未来についても考えていくことが求められます。
自分だけ良くなれば良いという考え方になっていると
見透かされ、社員は離れていくでしょう。

そうならないように、社員と一緒になって考えなければなりません。
不満や不安に感じるのはやりがいや人間関係だけでなく、
お金に関するものも大きいです。

風土が良いというだけでは人は定着しません。
社員一人一人のキャリアパスを考えるにあたって、
今仕事にどう向き合うべきなのか。
そのためには社員の生活をどうするべきなのか。
とことん話し合う必要があります。

企業型確定拠出年金(401k)等を活用して、
会社として社員の資産形成を支援することも可能です。
実際に弊社も利用しております。
うまく税金や投資と向き合うことで
社員の仕事の向き合い方が変わってくるかもしれません。

そんなことまでしないといけないのか・・・と
思われることもあるかもしれませんが、
社員の悩みが大きいところにきちんと目を向け、向き合うことが大切です。

経営理念で”社員の幸せ”と掲げている方は
特に”何が”社員の幸せなのかに向き合う必要があります。

裏で”言っているだけ”としらけた状態にならないために、
社員が本当に求めている情報を知り、勉強できる環境を整えることが大切です。

国が今何に力を入れているのか。
経営者として学び、教え、社員と共に育つことで
チームビルディングが出来上がっていくのではないでしょうか。
チームに対してどれだけ熱狂できるか。
本気で向き合うことがとても大切なのです。

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この記事を書いた人
2010年、新卒でシナジーに入社し、人材サービス事業に従事。2021年に執行役員に就任。 これまでに2,000名以上の転職相談を受けた経験から求職者の視点を取り入れた中小企業の採用戦略を立てることを得意とする。 社内で新規事業の立ち上げを5事業ほど経験し、自身も2019年に社内起業を行い、代表も務めている。 様々な経験から採用戦略、経営戦略、システム構築などのアドバイザーとして活躍しており、10社以上の顧問先持つ。
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