地元で海の家を立ち上げたキッカケにはとある出会いが。想いに共感して入社し採用責任者へ

野球漬けだった学生時代

—育った環境や、幼少期はどんな子でしたか?

両親の影響で小学2年生から野球を始めました。
そこからはとにかく野球ばかりの日々で(笑)
僕が小学3年生の時に家が建て替わったんですが、
家の1階が練習場になってて!

父親と毎晩練習していましたね。

なので高校選びは、家から近くて
野球がそこそこなところっていう選び方をしました!
それと、野球だけで選ぶのはダメだなって
何となく感じてはいたので、
念のため進学校へ進みました。
ただホントに野球ばかりで、
教科書などは全部部室に置いたまま、
朝練して授業を受けて午後練、
部活の練習が終わってからは自主練やジム通い、
とにかく野球中心の生活でした。

でも野球ではあまり良い成績は残せなくて、
それに進学校ってこともあって
先生たちはとにかく国公立の大学へ!!
って感じで圧を感じてました。
また、自分の性格上「何かに熱中しないと
つまらないな」って感じるタイプでもあるので、
野球に向けていた熱量をそのまま勉強に
注ぎ込んでいましたね。

—大学生時代はどのように過ごしていましたか?

島根県立大学の総合政策学部に進んだのですが、
特にこの勉強がしたいからって選んだわけ
ではなかったんですよね。
ただ、総合政策学部のコンセプトが
「複眼的な視点を身につけて
課題発見・解決能力を身につける」
といったもので、様々な分野の基礎知識を十分に
蓄えられたのはいまにもつながっているのかなと、
振り返ってみれば感じています。
あと、実は最初は野球部に所属していなくって(笑)

—え、野球しなかったんですか!?
 それ以上に興味のあることができたとか?

いや、そういうわけではないんですけど。
当時は大学の野球部があんまり強くなくて、
熱量を持って取り組めるか、熱量があるがゆえに
周囲とのギャップが生まれないかなど、
色々と不安だったんです。
結局、2年生から硬式野球部に入るんですけどね!(笑)

代わりといってはなんですが、
入学当初はボランティア部に所属しました。
教員や教育に携わることにもともと興味があって、
子どもの健全育成に関わるイベントなどで
運営補助などのボランティアをしていました。
野球もボランティアも卒業まで続けました。

「海の家Re:rie」の立ち上げ

—樋野さんといえば「海の家Re:rie」のイメージもありますが。

立ち上げましたね。
きっかけはある起業家の方との出会いでした。
僕の所属したゼミが産業振興や人材育成、
事業承継等がメインテーマで、地域での
フィールドワークなどを行なっていました。
その一環で益田の商店街振興のための
研究調査があり、そこで出会ったのが
その起業家の方です。

当時はあまり「働く」ということに
前向きな感情がなかったんですが、
その方がとてもイキイキとした表情で
自分の事業やビジョンを語る姿を見て、
とてもカッコいいなって感じました。
これは人生のターニングポイントだった
かもしれません。
海の家Re:rieは、その起業家の方も
学生時代に海の家を経営していたので、
色々とヒントやアドバイスを
いただきながら立ち上げました。

自分の「価値観」を大切にした
就職活動

—起業家の方との出会いや海の家の立ち上げを経て、
就職活動の方向性や自身のキャリアはすでに考えていましたか?

就職活動ですね、実は業界は全く絞らずに始めて。
ただ1つ念頭に「楽しくやりがいを持って働くこと」
というのはありました。
なので、まずは手当たり次第に様々な業界の
会社のインターンシップに参加しました。

自然と人材系や広告・出版、経営コンサルティング
などに徐々に絞られていきましたね。
おそらくゼミで学んでいたことも影響がありますが、
こういった業界は理念に共感できる企業が
多かったんです。あと、とてもイケイケな
ベンチャー企業も自分には合わないのかなって
感じていました。自分の感情に
嘘をついてしまいそうな気がしたんですよね。

—わかります。(笑)

起業家の方との出会いもあったので、経営の本質を
学べる、経営者と距離が近いってことも
ポイントの1つでした。
就職活動はめちゃくちゃ頑張った!
って印象はあまりありませんが、
自分の価値観はとても大事にしていました。
当時シナジーが開催していた
Gメン32(逆求人型新卒採用イベント)への参加は、
知人からの誘いでした。
この場がシナジーとの出会いでしたね。

—様々な会社の選考を受けたと思いますが、なぜシナジーに?

最終的にシナジーを選んだ理由は
「ぐっとくる会社を、もっと。」という理念に
とても魅力を感じたからです。
自分自身も島根県という田舎の出身で、
どんどん人が減っていく様を目の当たりにしていて、
頭では仕方ないと考えつつも
どこか心の中で寂しさも感じていました。
そうした現実に対して、無謀かもしれないけど
地方から日本全体を盛り上げたいという想いを
持つ会社との出会い。
会社の理念と僕が持つ想いのベクトルが
一番合っているんじゃないかなって考えた結果です。

たくさんの「人」「歴史」「想い」と出会える仕事

—シナジーに入社して、今どんなことを考えて仕事をしていますか?

採用コンサルティングを行なっているんですが、
この言葉を他の言葉に変えたいんです。
コンサルティングしてます!って堂々と話すには
まだまだ知識も経験も必要だと日々感じてます。
具体的には、お客様ごとに採用課題は異なるので
その発見や明言化、そして採用戦略の立案・構築から
採用に向けた行動を一貫して行なっています。
そのために、僕自身がお客様にインタビューをして
求人のライティングをしたり、採用メディアの提案や
運用をするなど、業務の幅は広い方だと思いますね。

—就職活動に際に大切にしていた
「楽しくやりがいを持って働きたい」。
これは実現できているように僕の目線からは映ってます。

そうですね。今の仕事は自分自身が商品になるので、
自分で色んな仮説を立てて、それを行動していく
ところはやりがいに感じています。
また、営業やお客様とのセッションから
自社の採用まで、幅広い仕事に携わらせて
いただいています。
様々な経験ができますし、これは僕の特性にも
合っていると感じています。

—今考えるこれからの自分、これからの会社について教えてください。

たくさんのお客様との出会いや、
その会社のヒストリー、ビジョンに多く
触れられることは、勉強にもなりますし、
同じ目標を目指して歩めることは
何より嬉しいことです。
「ぐっとくる会社を、もっと。」
この理念に共感して入社をしたので、
常に考えの根幹にはこれがあります。
今後はこの理念をより浸透させられるよう
自分を成長させ、またそうした会社づくりに
貢献出来たらと思ってます。
最終的にこの東広島という地から、
地元である島根にも貢献、還元したいと
考えています。

採用責任者として

—採用責任者にも選ばれましたね。

仲間、増やしたいですよね。
会社としては、いい人採用委員会のメンバーが
中心になって、以下の人物像を定めています。

 1.約束を大事にする人
 2.変化を受け入れられる人
 3.利他的である
 4.愛嬌のある人
 5.自分で考え行動できる人

また個人的には、渇望していて何かを頑張りたい人、
熱量はあるけどそれを向けるところがない人などは
共感できる部分もあるし僕の経験も
お伝えできるので、一度ライトに
話をしてみたいかなって思います。

—最後に、就活生や転職を考えている方へのメッセージをお願いします。

弊社では、どこで働くか、何をやるかよりも、
「誰と働くか」を大切にしています。
働く時間は人生の中で大きな割合を占めるので、
そこでどんな人とどのような時間を過ごすかが
とても重要だと思います。
ぜひ誰と働きたいか、ぜひ自分なりに
考えてみてください。
そして、シナジーの価値観に少しでも共感して
くださる方、ぜひ一度お話をしましょう!
ご連絡お待ちしております。

◆インタビュー後記

さて、インタビューの第1弾として、
シナジーの採用責任者でもある
樋野へインタビューを行ないました。
筆者とは19卒の唯一の同期で、
事業領域は異なるものの
最も切磋琢磨しあえる仲間でもあります。

第一印象はとてもしっかりして賢そうな、
でも柔らかさもある人だなぁという印象でした。
その印象は大きく外れることはなく、
しいて言うなら思っていたよりおっちょこちょいで、
今では社内でもいじられ役ですかね(笑)
持ち前の人当たりの良さに加えて、
人一倍まじめな性格なので、
お客様からも厚い信頼を得ています。

シナジーにご興味を持っていただいた方はもちろん、
記事を見てシナジーのメンバーに興味を持って
くださった方も、株式会社シナジーでは
一緒に働く仲間を募集していますので、
ぜひまずはエントリーボタンを押してみてください。
対面でもオンラインでもOKです。
まずはお気軽にお話ししましょう!!