11月9日に実施した当社の社内研修「未来会議」の様子をご紹介します!

〜未来会議とは〜

シナジーで毎年行われている社内研修を
「未来会議」と言います。

〜未来会議の目的をおさらい〜

1.人間力の向上

仕事の経験を通じて、
人間としての価値の向上に取り組む。

ここでの「人間力」とは、
世のため、人のために自ら行動する力や、
課題解決のために自発的に、学び、考え、行動し
問題を解決する力と私たちは定義しています。

2.成果の最大化

社員の能力向上は勿論のこと、
チームとして一つになる。

「成果」は結果を出すこと、
そして成果を最大化させるには、社員一人ひとりの
能力を向上させることも必要ですが、
チームとして方向性を合わせることも必要不可欠だと私たちは考えています。

3.自ら学習し続ける組織

社員相互の情報提供、
アウトプット・インプットの習慣づけ。

社員個人が学習し、個としての人間力を
向上させることも重要ですが、
得た知識や情報を仕組化したり、
水平展開したりすることで、組織全体の力を向上させることを目標としています。

このような大目標のもと、営業力や組織力など
焦点を絞った小目標を設定して、未来会議を通じて学びを深めていきます。

なお、今回の未来会議も
上半期と同様にスキルアップ委員会が企画・運営してくださいました!

1. 未来会議の概要と目的

2. ワードウルフで学ぶ言葉の選び方と伝え方

3. 生成AIに関する講義 [ChatGPT編]:プロンプト設計と活用法

4. ワークディスカッションとNotion活用法

5. ジェスチャーしりとり:非言語コミュニケーションの挑戦

6. 未来計画:未来のシナジーを描く

7. 社長メッセージ:未来への挑戦

前半:学びと発見のスタート

未来会議の始まりは、エネルギーと期待感に満ちた雰囲気の中で幕を開けました。

ワードウルフ

最初のプログラム「ワードウルフ」では、
6人1組のチームで異なるテーマを持つ一人を見つけ出すゲームを体験しました。

このゲームはチーム内のコミュニケーションを深め、
「言葉を選ぶことで相手にどのように伝わるのか」
を実体験する貴重な時間となりました。

ChatGPTを使いこなそう

ChatGPTをテーマにした講義では、生成AIの可能性を学びました。
ChatGPTとは、たくさんの本やインターネットの
情報をもとに学習したAI(人工知能)です。
質問に答えたり、文章を作ったり、
アイデアを出したりと、人と会話をするために作られています。
例えば、難しいことをわかりやすく説明したり、
お手伝いが必要なときに役立つ情報を提供します。

業務効率化の可能性を広げるAIを正しく
使いこなすには、「プロンプト」と呼ばれる指示の出し方がカギを握ります。
この講義では、全員が具体的で明確な指示を設計する
スキルを磨きながら、AIを「優秀な秘書」として活用する方法を学びました。

さらに、ワークショップ形式で
言葉の力を実践的に試す場も設けられました。

・熱中症対策の標語を考える

・自分の自己紹介をAIで生成する

などの課題を通じて、新しい視点で言葉と向き合いました。

どの課題も、頭をひねりながら楽しむ姿が印象的で、
「言葉を磨く」というテーマが自然と浸透していく時間でした。

後半:未来を見据えた言語化の実践

〜ワークディスカッション〜

午後のセッションでは、ワークディスカッションの
のち、NotionとAIツールの活用方法について
小濵からお話がありました。
「自分で調べる」という情報収集の習慣化が
コミュニケーションを効率化する要素として
紹介され、NotionAIの活用がその一助になることが示されました。
SalesforceやNotionを用いた情報の整理・共有が
組織全体の生産性向上につながるという考えが共有されました。

〜ジェスチャーしりとり〜

また、ジェスチャーしりとりを通じて、
言葉を使わずに伝えるコミュニケーションに挑戦しました。
この活動では、「口紅」、「涙」、「イリュージョン」
など、表現の難しいテーマに挑戦する場面もあり、
工夫を凝らしながら取り組みました。

表現力が問われる中、戸惑いながらも全員が全力で
参加し、普段は見られない意外な一面やユニークな
動きが飛び出し、会場には笑い声があふれました。

言葉を使わずに思いを伝える難しさを感じながらも、
伝わった瞬間の喜びを共有できる貴重な体験となりました。
この和気あいあいとした雰囲気の中で、
チームの絆も深まり、参加者全員が楽しみながら学びを得る時間となりました。

〜未来計画〜

また、この会議の総まとめとして、各事業ごとに
4つのグループに分かれ、5年後、10年後、20年後を
見据えた未来計画を行いました。
新規事業の立ち上げなど、参加者一人ひとりが
未来のシナジーを描きました。

会議中には、目を輝かせながら意見を述べ合う姿や、
部門を超えて活発に議論する光景が広がり、
全員が会社の成長と自らの成長を重ねてイメージする時間となりました。
具体的な行動計画を共有し合いながら、未来の
ビジョンがより鮮明に描かれる機会となりました。

例えば

・新規事業部をつくる。

・新しい拠点を〇〇につくる。

・小濵さんの本の出版。

などが挙げられました。

最後に、樽本社長から
「言葉の力を信じて、言葉を磨いてき、
自分たちのみたい未来に挑戦し続ける。」というメッセージが伝えられました。


この言葉は、シナジーの一人ひとりが
「見たい未来」を共有し、それを実現するための指針として心に刻まれる瞬間でした。

〜最後に〜

未来会議を通じて、言葉の力とコミュニケーションの多様な可能性を深く学びました。
ワードウルフでの言葉の選び方の奥深さ、
ジェスチャーしりとりでの非言語的な伝達の難しさ。
どちらの活動も、私たちが日常で意識すべき
コミュニケーションの本質に気付かせてくれました。

未来を描く第一歩は、言葉にして共有し、
行動に移すこと。
この学びを活かし、AIの力と人間の創造力を
融合させながら、シナジー全体で「見たい未来」に
向かって進化を続けていきたいと思います。

言葉を磨き、未来を創る。

この会議で得た学びを胸に、次の挑戦に向けて
新たな一歩を踏み出していきます。